(続き)

僕はウツっぽい重い頭を抱えながら、何度も迷った。モラ母に「父の目は死にたがっていると思う」と伝えることを。

『・・・でもなあ・・・言うても全部オレの主観じゃし・・絶望している人の目なんて今まで見たことがあるわけじゃないし・・大体オレ自身が「死にたい」と思ってるからそう思うんじゃねえの?夜な夜な屋上に上がってるし・・・オレの気持ちをオヤジに当てはめるのも違う気がするし・・・大体オフクロは人の話聞かねえし・・言ったからってあのスパルタを止めるとは思えんし・・・でもなあ・・・』などを延々と堂々巡りで悩んでいた。


「オフクロがオヤジをよく観察するようにならないか=絶望の目に気付くんじゃないか」と考えて、『・・・ねえ、オヤジもうボケとる可能性ってないん?』とモラ母に角度を変えて遠回しに伝えてみようとしたことはある。
~~今思えば、勝手に認知症扱いしてオヤジには悪かったと思う。~~

それを言ったら、モラ母はギロッと怖い顔で僕を睨んできて、
『・・・アンタぁ、余計なこと言いんさんなあ(冷)・・・』という返事が。

いやいや、「酷いこと言うな!」と怒られるならわかるんだけど、「余計なこと」って・・・

~~僕はオフクロにとって「余計なこと=都合の悪いこと」的なニュアンスを感じた。認知症か否かは、重要だと思うんだけど・・・父は亡くなる最後まで「認知症」と診断されたことはないはずだし、僕も最後まで認知症にはなってなかったんじゃないかと思うけど(むしろ自分の置かれてる状況を明確に把握してた気さえする。認知症にも段階やレベルはあるけどさ。)・・・モラ母の虐待でいつ認知症になってもおかしくない状況だったと思う。~~


結局この時、モラ母に父の目について明確なことは一度も言えないままに終わった・・
~~(父の眼差しについて初めてモラ母に何かしら言えたのは、今からちょうど3年前の「墓参り」の時だった。)~~

~~~~~~~

他にも、「僕だけが病院に行って、オフクロはたまには家で休んだらどうか」という提案は何度もしたことはある。

『去年からずっと病院通いでオフクロも疲れとるじゃろ?』・『たまには休んでいいと思うんよねえ!』・『大丈夫だって!オレ1人でもやれるって!病院の人もおるんじゃし!見てて大体わかったし、細かいとこは教えてくれれば!』など。

少しでも休んで気晴らしすれば、「オフクロもオヤジの目の異常に気付くかもしれん・・」と思ったし、実際「交代制にしてもいい」とも思った。とにかく一日でもオフクロをオヤジから引き離したかった。一日でも追い込みのスパルタを止めたかった。

提案すると、モラ母は大抵少し考え込んだ素振りを見せるが・・・返ってくる答えはいつも、

『いや、アンタには任せられん!』
というものだった。

『なんでえ?大丈夫だって!』
『わかった!こうしよう!オレが朝先に行っとくけえ!不安ならオフクロは後から来ればいいじゃん!そしたら昼ぐらいまでは休めるわけじゃし!どうせオレ「ペーパードライバー」じゃし(笑)、電車とバスで行っとくけえ!オフクロは後で車で来ればいいじゃん!』

など当時の僕のスキルで思いつく限りの角度変えには何度も挑戦したけど・・・毒母の答えはいつも「否」だった。

~~今にして思えば、自分の得意分野では管理したがりの毒親ですからね。子供の自主性を潰すタイプ。そのクセ、「・・・大学生にもなってそういうこと言うんだろうかと思って」などは言ってくるけど。~~


まあ言うても、ウツで実家に帰ってきたウツめいてる息子が「1人で病院行く。大丈夫。」言うても、説得力は無かったかもしれんが・・・

それにその後の実際は、逆に「僕の方が寝込んでモラ母1人で行く」、もしくは「僕が後から行く・先に帰る」パターンがちょいちょいありましたからね・・・提案は色んな意味で虚しく響きました。

  (続く)


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